コミュニケーション研修

研修のねらい

  1. コミュニケーション能力は意識的に鍛えなければならない必要性を学ぶ
  2. コミュニケーションをとることで職場が活性化し、働きやすい環境が作られることを認識する
  3. 良好な人間関係を築くための具体的なコミュニケーションスキルを身につける

研修概要

コミュニケーションの大切さ

私たちにとってコミュニケーションは日常の営みです。
コミュニケーションを行うことで様々なことが成り立つ、最も基本となるものです。
コミュニケーションは生まれたときから何気なくしているため、空気を吸っているかのように自然かつ無意識なものでしょう。
だからこそコミュニケーション能力は「もともと備わっているものだ」という勘違いが生まれてしまいます。

さらに現代はコミュニケーション手段が多様化しました。
対面のみならず、電話にメール、SNSなどのソーシャルメディアによるコミュニケーション手段が広がりをみせています。
こうした機械神話的な流れは対面によってコミュニケーションスキルを磨くチャンスを私たちから奪いました。
言葉をやりとりするだけでなく、多くの感情情報が伝わるのは対面によるコミュニケーションです。
その機会の減少が「現代人はコミュニケーション能力が低下している」と言われる所以です。

しかし、コミュニケーション能力はいつからでも鍛えることができます。
無意識に行っているコミュニケーションだからこそ、その能力をアップさせるためには意識的な訓練が必要です。
コミュニケーションが鍛えられにくい時代を生きていると直視する姿勢はコミュニケーション能力向上への第一歩となります。

職場は人間関係で成り立っている

コミュニケーション能力の低下は職場にも大きな影響を与えます。
「言ったのに伝わらない」「言いたいことが言えない」「何を考えているのか分からない」…
職場の雰囲気が悪くなることはもちろん、社内コミュニケーション不足は業務の障害にもつながります。

職場では人とのかかわりなくして仕事は進みません。
相手と良好な人間関係を構築するにはコミュニケーションが必要です。
社内コミュニケーションが不足することによって引き起こされる問題は組織で共有したいものです。
一人ひとりが課題を認識できれば、解決に向けてコミュニケーション行動を起こす原動力となるでしょう。

コミュニケーションとメンタルヘルスの関係性

さらにコミュニケーションは職場のメンタルヘルスとの相関関係があります。
コミュニケーション不足の職場はメンタル不調発生のリスクが高まり、逆にコミュニケーションのとれている職場は心が安定し、精神的にも健康で働ける環境が作られます。

コミュニケーションがとれると、職場が生まれ変わります。
気持ちが前向きになり、仕事が楽しくなります。
社員のモチベーションアップは生産性の向上や組織への愛着心の醸成、職場活性化をも産み出します。

現場で試してみたくなるコミュニケーション

コミュニケーションは様々な問題を抱える組織を根本から変えていく重要な要素です。
この研修ではコミュニケーションの必要性を認識していただく仕掛けが
あちこちに散りばめられています。
さらにオリジナリティ溢れる演習によって具体的なスキルが身に付きます。
「職場に戻ってちょっと試してみたい!」
そんな思いを持っていただけることがこの研修の醍醐味です。

対象者

  • 業種、職種を問わず、ビジネスパーソン全般
  • 日常のコミュニケーションに不具合を感じスキルアップしたいと感じている方
  • 職場を活性化させたい、チームワークを高めたい、人間関係を良くしたいとお考えの企業

プログラム

一般/一日コース

プログラム 実習
(1)コミュニケーションの基本

  1. リレーションづくり
  2. 職場のコミュニケーションの現状を確認する
  3. 自分のコミュニケーションを振り返る
★全体交流、ディスカッション
(2)人間関係を作るコミュニケーション

  1. かかわりは自分から作る
  2. ことばとからだのコミュニケーション
  3. 積極的に声をかける
★あいさつトレーニング
★声かけトレーニング
(3)非言語コミュニケーション

  1. 非言語コミュニケーションが相手に与える影響
  2. プラスのストロークを意識する
  3. 身体の使い方のセンスを高めよう
★視線、表情、ヴォイス、
身体の使い方トレーニング
(4)相手との距離を縮める日常会話

  1. 雑談で人間関係を作る
  2. 話したいことを増やそう
  3. 会話を続けるテクニック
★会話トレーニング
(5)よい聴き手になる

  1. 聴くときの心構え
  2. かたちで聴く
  3. 気持ちよく話してもらうための具体的スキル
★聴き方トレーニング
(6)言語コミュニケーション

  1. いいたいことを明確にする
  2. わかりやすく伝える
  3. 具体的に伝える
★話し方トレーニング
(7)好意的人間関係の作り方

  1. あたたかい関心を持つ
  2. 好きな人をたくさん作る
  3. 自分の価値を高める
★かかわりトレーニング
(8)今日からできるコミュニケーション

  1. 職場活性化へ向けて主体的に取り組めること
  2. 組織で取り組みを共有する
★行動計画作成

一般/半日コース

プログラム 実習
(1)コミュニケーションの基本

  1. コミュニケーションの成立条件
  2. ことばとからだのコミュニケーション
  3. 積極的に声をかける
★あいさつトレーニング
★声かけトレーニング
(2)非言語コミュニケーション

  1. イメージで評価される
  2. プラスのストロークを意識する
  3. 身体の使い方のセンスを高めよう
★視線、表情、ヴォイス、
身体の使い方トレーニング
(3)相手との距離を縮める日常会話

  1. 雑談で心の交流を図る
  2. 話したいことを増やそう
  3. 会話を続けるテクニック
★会話トレーニング
(4)今日からできるコミュニケーション

  1. 職場活性化へ向けて主体的に取り組めること
  2. 組織で取り組みを共有する
★行動計画作成

 

担当者の声

当社は職人ばかりの現場のため、コミュニケーションがちょっと苦手な人が多いと思います。
黙々と仕事をしているため、他の人や他の部署とのかかわりが少なく仕事に支障が出ることもありました。さらにメンタル不調者が発生したことはショックが大きかったです。
ただコミュニケーションをとるように、と言っても具体的に何をしたらよいのかわからなかったのですが、この研修をきっかけに職人同士が話をするようになりました。
今までちょっととっつきにくいと敬遠していた先輩と楽しそうに話をしている若手の様子を見て、会社の雰囲気がよくなったと感じました。

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費用

半日 10万円~
(研修内容、開催場所、受講者数、講師等によって変動します)

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