誰もが知るチームで得る喜びの素晴らしさ

なんだかばらばらで、メンバーが好き勝手な意見を言っていて、それぞれが別の方向を向いているようなまとまりのなかったチームが何かのきっかけでまとまり出し、成長し、結果を出す。
—この展開はドラマやアニメ、映画などによくあるシチュエーションです。

この展開が人々の心を打つのはなぜでしょうか。
それは、チームで手にする喜びや感動や達成感は一人のそれとは比べ物にならないものだということを、私たちは心の奥深くで知っているからではないでしょうか。

喜びや感動や達成感といったプラスの感情は「分かち合う」＝分割されるものではなく、共有することでより倍増します。
つまり、他の人と分かち合えば、プラス感情をもっと増やせるということです。
こうしたチームで手にする濃厚な達成感の積み重ねは、さらにそのチームを大きく成長させることでしょう。

成果を最大化するチーム力

しかし、個人に与えられるツールがますます進化し、各々が個別に対応した専門性の高いタスクを処理すればするほどチームで進む感覚がなくなっているのも事実です。
日本組織の伝統的な強みであった帰属意識が薄れつつある今、また、仕事の個人化が進む今、チームの絆はもう必要のない過去の遺産となってしまうのでしょうか。

チームは同じ目的を持った人たちの集まりです。
その目的を達成するために個人は役割を果たしますが、その過程で人と人との関係性が生じます。
その関係性は仕事のパフォーマンスに大きな影響を及ぼすでしょう。
なぜなら関係性は人の感情を大きく左右するからです。

誰かが認めてくれたから自分も誰かを認めたい
誰かが助けてくれたから自分も誰かを助けたい
誰かが頑張っているから自分も頑張りたい

チーム内のコミュニケーションが希薄で、信頼関係が薄い組織はどんな高度なマニュアルを作成しても、どんな強力な管理体制を敷いても望む成果は得られません。
個人の能力を最大化し、チームだからこそ成し得る無限の可能性を生み出すのはチーム力です。
この研修ではチームビルディングの重要性を理解した上で、メンバー同士の関係性をより良く保ち、チーム力向上のための様々なワークを通じてチームで得る充実感の体験共有をしていただきます。

＜半日コース＞

＜1日コース＞