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ビジネスコミュニケーション研修(管理職)
研修のねらい
- 適切なビジネスコミュニケーションにより効率化、ミスの削減、生産性が向上することを学ぶ
- 仕事で必要なビジネスコミュニケーションスキルを体系的に習得する
- ビジネスコミュニケーションは信頼関係、モチベーション、エンゲージメントに関わることを知る
研修概要
わかるを前提としない
日本人は相手の気持ちを察して「空気を読む」という文脈の中で人間関係を築いてきました。
しかし、対人コミュニケーションの場が失われた環境下では空気を読む力を鍛えることができません。
また世代間ギャップも深刻です。対面で話す機会によってコミュニケーションスキルを磨いてきた世代とコミュニケーションの単純化の波を受けた世代との差は今や広がる一方です。
様々な世代と多様な価値観を持つ個人の集まりが「職場」です。
だからこそ「わかるだろう」は通用しないのです。
あくまでもわからないことを前提とし、お互いわかりあう努力をする。
分かり合うのは難しいのだから言葉にして伝える、説明する。
分かり合うのは難しいのだから話を聴き、相手の意図を掴む。
職場内のコミュニケーションはこのポイントを押さえることが出発点となります。
風通しのよい組織へと変わる
上司から部下、ベテランから若手、正規社員から非正規社員など様々なかかわりが入り混じる職場で、ビジネスコミュニケーションは多岐にわたって日常的に繰り返されています。
その中で、特に最近では、人手不足、業務量の増加などで忙しさが増し、職場内で本来機能していた先輩から伝わる技の伝承なども不十分な職場が多く、コミュニケーションに問題を抱えている人も少なくありません。
パワーハラスメントや、メンタル不調者の増加など大きな問題に発展する前に、職場の風通しを良くして、それぞれの能力を存分に発揮できる建設的な職場力を作り上げていきたいものです。
話せる職場、活気ある職場、効率がよい職場、安心できる質の高い職場へと変わるためには、基本となるビジネスコミュニケーションは必須スキルです。
この研修では、まず報告・連絡・相談・話し方・聴き方など社会人として必要なビジネスコミュニケーションスキルを習得する際に欠かせない視点や考え方を落とし込みます。
その上で職場内の仕事をスムーズに進めるためのビジネスコミュニケーションを徹底指導します。
個人ワークやペアワーク、グループワークやロールプレイングなど身体を動かし、実践を通して練習する体験型研修です。
実際にやってみて初めて分かること、気がつくことは多いものです。
講師からのマンツーマン指導もふんだんに盛り込まれているため、自分の改善点が具体的に明確になります。
頭だけで理解するのではなく、やってみる———。
実体験からの気づきは人の記憶に深く残り、現場での行動変容につながるのです。
対象者
- 業種、職種を問わず、中堅・管理職のビジネスパーソン全般
- リーダーとしてのビジネスコミュニケーションを身につけたい方
- ビジネスコミュニケーションスキルを高め組織を変えたいとお考えの企業
プログラム
<1日コース>
講 義 | 実 習 |
(1)コミュニケーションセンスを高めよう
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△情報共有 |
(2)コミュニケーションの自己理解を深めよう
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△自己診断チェック △ディスカッション |
(3)リーダーが身につけたいコミュニケーションスキルⅠ ~かかわり行動の感性を磨く~
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△ストロークトレーニング △読み取りトレーニング △声かけ&雑談トレーニング |
(4)リーダーが身につけたいコミュニケーションスキルⅡ ~相手の気持ちを知る聴き方~
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△リスニングトレーニング |
(5)リーダーが身につけたいコミュニケーションスキルⅢ ~表現力アップのためのポイント~
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△チャンキングトレーニング △表現力トレーニング |
(6)リーダーが身につけたいコミュニケーションスキルⅣ ~効果的な教え方~
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△ロールプレイング |
(7)リーダーが身につけたいコミュニケーションスキルⅤ ~効果的な指導法~
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△ケース別トレーニング |
(8)まとめ ~つながり力アップで職場を変える~
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△行動計画 |
担当者の声
最近の若い人はちょっと強く言うと落ち込んだり、辞めてしまったりと指導する側もとても気を遣います。遠慮しすぎて部下に何も言えないリーダーもいて、職場がうまく回らない悪循環が発生していました。今は昔とものの言い方ひとつ違うと思うので、研修で色々なポイントを教えていただき現場で活かすことができています。