小矢部市教育センターの資質能力向上研修会で講師を務めました
小矢部市教育センターが主催する教員向けの資質能力研修会で講師を務めさせていただきました。
今回のテーマは『傾聴力』
教員は話すだけでなく、子どもの話を受け止める「聴く力」も重要です。
子供の声を聴くときの心構え、傾聴の基本スキル、子どもの想いを引き出す聴き方のコツなどをたくさんのワークを交えて学んでいただきました。
その後、事例に合わせて教師役、子ども役に分かれてロールプレイングを行い、グループで振り返りを行いました。
役割を演じる中で得た気づきや、観察者として感じた改善点を共有しましたが、さすがにコミュニケーション力に長けた先生方。
時間がどれだけあっても足りないほど活発な話し合いが行われていました。
・普段からいかに自分がしゃべり聴く側に徹していないかがわかった
・ペアでやってみることで、自分を客観的に見てもらうことも出来たし、自分自身で気付く癖も沢山ありました。
・傾聴のポイントを具体的に教えていただき、すぐに実習することで学んだことを体感できたことがよかったです。普段の自分の話の聞き方を振り返るよい機会になりました。
・子供の思いに寄り添い、傾聴することができるように、明日からはいろいろな場所で傾聴を心がけ、2学期に向けて「傾聴力」を高めていきたいです。
・具体的手法がたいへん参考になりました。傾聴しているつもりでも、説教になったり自分ばかりしゃべったりといったことを少しでも減らしたいと感じています。
など、多くの気づきを得た先生方。
これからもますます子どもたちに寄り添い、よい関係を築いてくださることでしょう。